【掛川・袋井　不動産売却】土地を貸すときの地代はどう決める？ | 掛川市で不動産売却の専門会社を運営し最新情報を発信しております

土地を貸すときの地代はどうやって決めるのか？

自分や身内が所有する土地で、使っていない土地、荒れてしまって困っている土地があったとします。

土地にも、地目といって、宅地・雑種地・山林・農地と種類がありますので、土地によって方法は変わりますが、人に貸すことが出来ます。貸すことによって収益を得ることも出来ます。

　たまたま、空き地を探している人がいて、土地を貸してほしいという話が来ることもあります。

そんな時の土地の地代はいくらくらいが妥当なのだろうということで、相談が良くあります。

（意外と沢山相談が来ます。）

　まずは、何に使いたいのかです。建物を建てたいのか、資材置き場に使うのか、短期間か、長期間か、内容によってだいぶ変わってきます。建物を建てるという話になると、これは借地借家法という借主を守る法律の対象になってしまいます。この場合は、しっかりと検討して公正証書を交わして、長期間でそれなりの地代を頂くという話になりますので。また別の機会に説明させて頂きます。

　今回は資材置き場とか、建物を建てたりしない場合で、土地を借りたいという時のお話になります。（農地を農地として使う場合は含まれません。）

　袋井・掛川周辺では、固定資産税の３倍を基準とする場合もありますが、計算をしてみて相場に合うかで検討していきます。もちろん借主の予算も検討しなければいけませんが、固定資産税の評価をみながら、近隣の駐車場相場を参考にすることも多いです。

　駅近くになると固定資産税の評価も高くなりますが、土地の形や道路付などの状況によっては、相場よりも価格が下がってしまうこともあります。車を何台置けて１台いくらかで検討しますと、納得いく価格に近付きます。

　駐車場が1台駅前ですと１万円くらいですので、対象の土地に車を何台置くことが出来るかを基準にして検討します。

横幅が2.5ｍ、縦幅が５ｍで1台分、通路幅を６ｍとって何台くらい置けるかが基準になります。

　５台置けて月額５万円です。駅から離れて郊外になると、１台3000円とか2500円で計算します。固定資産税でも計算してみますが、だいたい合ってくると思います。

　１０台くらい置けて３万円くらいですね。

単純ではありますが、最終的にはどのくらいの有効スペースが取れるかCADを使って詳細に検討したり、周辺の賃貸借契約の情報を集めて裏付けをして、貸主借主双方で納得したうえで地代を決定しています。

　農地の場合は短期間であれば一時転用をして貸す方法もありますので、一度ご相談ください。

　※御前崎方面の方は、地代の話をする時には、昔から月額ではなく、年額で話をする習慣がありますのでご注意下さい。

　短期間の賃貸借契約も仲介させて頂いております。募集もさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。